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羽生 善治新竜王の永世七冠達成について [日常]

中・高と私は将棋が大好きで、きっかけは多分、升田 幸三九段のドキュメンタリーをテレビでたまたま
放送されていたものを見た事かと思います。
当時は、破天荒な名人に香車を引いた男(名人にハンデをつけてかつ勝利するという快挙)で、
どんな権威(盤内では木村名人、盤外ではGHQのマッカーサー元帥)にも屈しない堂々たる態度に憧れたものです。思い返すと、その時には詰将棋の本を買ったり、将棋世界という専門雑誌の懸賞に応募したりしたものです。

そんな約20年ほど前の時代から第一線で活躍していたのが、羽生 善治新竜王です。
◆羽生善治新竜王の著作







歴代の中でも抜きんでた勝率(約73%)を誇りながら、決して奢らず努力を続ける真摯な態度には感動を禁じえません。超多忙な対局スケジュールの中で、将棋の普及のために各種講演会や執筆活動を続けておられました。
同様に、大棋士として有名な大山 康晴第一五世名人と比して、羽生竜王がどのように優れているかを
古参の棋士に聞いたインタビューの中に「羽生さんの歴代名人と比して優れている点の一つは、感想戦で自分の考えていた手順を隠そうとせず、すべて公開すること。これは、将棋界全体の進歩を進めることにはなるが、自分の勝率を下げる恐れもあるのです」と言っていたことです。
大山 康晴第一五世名人は、勝つこと=棋士人生という風なポリシーを持っていたので、決して自分の
手の内をすべて公開するようなことはせず、感想戦は自分が勝利した将棋では早めに切り上げたり、
逆に自分が負けた将棋では決して譲らず、相手はたまたま僥倖で勝った程度に思ったそうです。
(それはそれで、勝利に対する畏敬するべき執念ではありますが)

どんな仕事であれ、時に手を抜いたり怠けたりしたいと思うことは多々あるかと思います。

そんな中、一途に将棋に献身するその姿勢にどうしても感涙を禁じ得ないのです。
本当におめでとうございます!!

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タグ:将棋
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don

こんにちは~
ぼくも小学校&中学校のころ将棋ファンでした。
大山の四間飛車をマネしてました。
棒銀にいつも負けてましたが^^;
by don (2017-12-08 12:30) 

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