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週末の夜は静かに楽しむ。 [日常]

冬の夜は、月明かりの強い夜よりも、曇り空の方が好きです。
月明りさえも邪魔になる気がする静かな夜に、無音の中でひたすらに読書する。

集中できる何だか風情があって良いものです。
日常の中で、非常に贅沢な時間。

余談になりますが、今『天下 -家康伝- 著:火坂雅志』を読んでます。
戦国の三傑の中で、好悪は別にして家康が一番人間臭くて好きですね。
陰謀を考えている時も、薬を調合している時も、数学の方程式(家康は数学好きで有名)を解いている時も妙に愛嬌を感じます。
秀吉は、晩年の虐殺が想起され、最も陰惨なイメージがあります。
信長は、正直青年期、壮年期、最晩年とイメージが刻々と変わり続けて人物像が絞りづらいです・・・。

◆今日の漢詩
初生欲決 虚しく惆悵するも、未だ必ずしも円き時即ち情有るにあらず(唐・李商隠・月)
 -水の底まで透り部屋の隅ずみにまで射しこんで至らぬくまもなく、人の姿や木々の影を包み込んでどこまでもさやかにひろがる月の光よ。
人は誰しも月の欠けるのを見て嘆かずにはいないが、円いときばかり趣があるとはかぎらないのにー。

静かな夜を一人楽しむ。

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タグ:漢詩 週末
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