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「サヨナラ」ダケガ人生ダ [日常]

人生の幸せの一つは、たまにしか会えない旧友と遭遇して近況を報告しあうことでしょうか。
直接、利害が絡まない間柄だからこそ気兼ねなく話せる。
普通の事なのに幸せを感じる。会話こそ人間の快楽の一つでしょう。
それも別れがあるからこそ。

花開いて風雨多し、人生 別離足る。(『唐詩選』于武陵・勧酒)

-花に嵐はつきもの、人生は所詮、別離の場なのだから-。

この詩には井伏鱒二の名訳があって、こちらも有名。

コノサカヅキヲ受ケテクレ ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトエモアルゾ 「サヨナラ」ダケガ人生ダ

またの再開を心待ちにして。サヨナラ。


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今この時を楽しむ。 [日常]

時間は有限で何よりも貴重なもの。であれば、この時を一生懸命に生きるべし。

花開いて折るに堪えなば直ちに須らく折るべし。
花無きを待って空しく枝を折る莫かれ。
(『三百首』杜秋娘・金縷衣)
-花が咲いたら頃合いの時期に手折るのが良い。花が散った後に枝だけを折っても何もならないのだから-

食べたいときに食べたいものを食べるのが健康に一番良いと言い訳して夜食する男一人ありけり。
深夜に食べる甘味のなんと美味いことかな!!

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サラリーマンは繁忙期に夢を見る。 [日常]

繁忙期にサラリーマンが夢を見るのは、なんでもない平穏な日常。

逝って将に女を去り、彼の楽土に適かんとす。楽土よ楽土、爰に我が所を得ん。
(『詩経』・魏風・碩鼠)
-今こそおまえと縁を切って、幸せの国へ出てゆこう。幸せの国、幸せの国よ、そこが私の安住の地だー。

あなたの縁を切りたいのはなんでしょうか。
私は、自分自身の過剰な競争心ですね。
出世や超過勤務手当はほどほどで十分です。とにかく、時間が欲しい!!

世の中のしがらみをすり抜けて、文庫本を5冊ほど鞄にいれて温泉宿に行きたい。
もちろん、携帯電話もOFFで。
そんな、夢を見つつ、明日の仕事の準備を行う深夜。



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タグ:漢詩 繁忙期
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信長の野望-大志-をPLAYしてみて(5) [ゲーム]

前回の記事で書かせていただいたのですが、現在、最上義光で1567年「天下布武」のシナリオをプレイしています。
最上義光自体の能力が強く、伊達家と同盟関係にあるので、奥州を制覇するまでは、サクサク進みます。
制覇する途上で、南部氏や津軽氏や安東氏を吸収することができたので、北条や上杉などの大勢力とも
5分に対抗するところまでは迷いなく、制覇することができました。

関東や畿内と比べて、人口が少ないので、
(1)兵力の動員に負荷がかかりやすい。
(2)地形が険阻なので、関東に出るにしろ、北陸に出るにしろ時間と兵糧を消費する
(3)関東から中部の勢力を無戦略で進行すると、織田家と補給が十分でない状態で対峙せざるを得ない。

上記の(1)と(2)の問題は現代日本の労働人口減問題や地方と都市のインフラ格差問題、
(3)は西の中国と東のアメリカ合衆国というスーパーパワーに挟まれた日本の舵取りを連想させる
感じがします・・・

歴史シュミュレーションから現代日本を考えるなんて論文が書けそうだってりして・・・(笑)

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頑張れ、受験生諸君。 [日常]

気候は、相変わらず寒く雪もチラついておりますが、日に日に明るい時間が
長くなっております。
受験生諸君には、いよいよ各大学の受験本番が近づいております。
(大学によっては、来週から推薦入試がある大学も)

青青たる子の衿、悠々たる我が心。
(『詩経』・鄭風・子衿)

-青い衿のついた服を着たあなたの姿を思い浮かべると、私の恋心も募ります。-

厳しい時期を乗り越えた先に、明るい春が待っているかも!?
頑張れ、受験生諸君。


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タグ:漢詩 受験生
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いざ、帰らん我が家へ [日常]

昨日は、朝から晩までガッツリ、久しぶりにお仕事をしました。(朝と午前:肉体労働&夕方から:デスクワーク)
ほぼ終電に近い地下鉄に乗ることができた心境を漢詩に託し、一言ボソリ。

帰りなんいざ、田園将に蕪れなんとす 胡ぞ帰らざる
(晋・陶淵明・帰去来辞)

晋の大詩人陶淵明の41歳の作品。
-さあ帰ろう、故郷の田園がいまにも荒廃しそうなのに、どうして帰らずにいられようか。-

私に、例えてみると、繁忙期になるにしたがって、部屋も汚部屋になり、家族との会話も
早朝と深夜に一言、二言になりがちです。

駅のホームで呟く。「帰りなんいざ、我があばら家へ」

つかの間の休息へ心を逸らせる。


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タグ:漢詩 仕事
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空気にこだわりがあります。 [日常]

 一番の幸せって何だろうとボーッと考えてみますと、意外とシンプルです。
うん万円するケーキも、ビットコインも必要なんてありません。
大事なものは、空気のぬくもりとなんだかちょっとだけワクワクする好奇心があれば十分です。

シチュエーションは、私の場合こんなものです
1.なんだか寝覚めの良い休日の朝(気温は少し肌寒い方が良い)

2.やかんで沸かしたお湯でブラックコーヒーをフーフー言いながら飲み

3.一口で食べられる和菓子系のスィーツをあえて、少しづつかじる(この時期は甘栗と金つばが好きです^_^)

4.お気に入りの作家の新刊を眠りマナコをこすりながら眺めながらニヤニヤ

5.遠方から来る旧友と酒を酌み交わす河岸をネットサーフィンしながら、探す

6.少しだけ身だしなみチェック。鞄に文庫を2冊ほど入れてお出かけ

そんな何でもない日常や空気がたまらなく愛おしく感じます。
(繁忙期だからでしょうか・・・!?)

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タグ:日常 幸せ
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信長の野望-大志-をPLAYしてみて(4) [ゲーム]








ようやく、遅れて織田信長でクリアしました。
やっぱり、濃尾平野および畿内に中心勢力を持つ織田家は強かったです。
終盤はほとんど、物量作戦で押し込んだ感じですね。

一言でいえば、”米”を制する者が天下を取るということです。
ただ、公家からもらう官位の意味がよく分からなかったです・・・。
解説を読むと外交で有利になるらしいですが、いまいち有難味が分からないです。
特に終盤は物量作戦なので。

現在は、『北天に楽土あり 著:天野純希』の影響からか1567年「天下布武」で最上家でプレイしています。
感想としては、やっぱり地元の東北でプレイすると楽しみが100倍増しになりますね。
実際に生活している圏内の地名が城名とかで出てくるとテンションの揚がる揚がる!!

ただ、人口・将が少なくて兵が集めにくかったり、実行できる方策(政策)の種類が少なかったりするのが東北らしかったり・・・
東北新幹線が開通したら、ゲーム中の最上も発展するのかなー(笑)


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火のご馳走 [日常]

連日寒い日が続きますが、皆さんお元気でしょうか?
私は朝晩、仕事場へブルブルしながら通っています。
東北では、火のご馳走(冬の何よりのお持て成しは、暖かさであるということ)という言葉があります。
雪かき後の、仕事場で飲むインスタントのブラックコーヒーのなんと美味いことか。

春は百花有り秋は月有り、夏は涼風あり冬は雪有り(宗・無門和尚・頌)
-利害得失などの俗念を脱却すれば、心は常に安らかな喜びに満たされるということ。
やくたいもない煩いから追い払ったなら、人生もこの四季と同じく、絶えざる興趣に満ちたものとなる-

冬ならではの、何でもない楽しみが確かにココにあります。


それでもツルツルの路面が怖いです・・・・
春よ来い。早く来い!!

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志だけでも高く。 [漢詩]

世の中がどう動こうとも一本筋の通った生き方をして生きたいものです。
そうでなければ、生まれた意味さえ分からなくなりそうで、生活に張りがなくなります(苦笑)
そんな時に、この漢詩を思い返します。

挙世 皆濁り、我れ独り清めり。衆人 皆酔い、我れ独り醒めたり。
(『楚辞』・漁夫)

-世の中すべて濁っているなかで、私ひとりが澄んでいる。人々全てが酔っている中で、私ひとりが醒めている。-

この漢詩の作者、屈原(春秋戦国末期の楚の名外交官)は秦の謀略と政敵の蠢動により、石をもって故国を追われた彼が河辺で詠った詩。

孤高であっても志だけはどこまでも高くありたいものです。

だから、時にこの詩をムショウに思い返すのかもしれないです。
今日も頑張りまっしょい!!


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タグ:ピンチ 漢詩
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