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臨機応変に生きるということ。 [漢詩]

世の中、正しいと思っていても世の中に受け入れられないこと、
逆に理不尽だと思っていてもやらざるを得ないことが多々あります。
そんな時に、ピッタリの漢詩。

滄浪の水 清ませば 以て吾が纓を濯う可し。 滄浪の水 濁らば、 以て吾が足を濯う可し。 (『楚辞』漁夫)

世の清濁に応じて推移するという融通無碍な生き方の主張。
-滄浪(中国南部の川の名)の水が澄んでいるときは、冠のひもを洗うのが良い。
 水が濁っている時には自分の泥足を洗うのが良い-

みんな何かと折り合いをつけながら懸命に生きています。 最も愚かしいのは、懸命に生きる姿を、”自分の泥足”を洗わないのに、他人を聖人君子のように批判することだと思います。
ワイドショーの不倫報道を見てフト思いました。

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タグ:漢詩
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「女性専用の街」騒動は他人事で済まないかもしれない。 [批評]

最近、インターネット上で、とある「女性専用の街」に関する話題で盛り上がっています。
こころに引っかかって自分自身の考え方を整理するために簡単に意見・思考をまとめてみました。

◆「女性専用の街」騒動の概要をざっくりとまとめたもの
発端は、とあるユーザーがtwitter上で
「女性専用の街があったら夜の9時でも買い物に行ける。深夜早朝勤務もできる。なにより、ボーッとしながら散歩ができる。気を引き締めなくていいんだ、後ろ気にしなくていいんだよ、足音、自転車の車輪の音、バイクの音に振り返らなくていいんだよ。幸せすぎて涙出るね…。RT」
という発言をしたことに発します。(現在は非公開アカウント)
この発言を受けて、擁護派、非擁護派に分かれて発言がされています。
1.擁護派
「女性専用で安心する女性がいるのは事実なんだよね。だから女性限定アパートとかあるわけで」
「女性専用の街か 面白そうだな 社会実験として是非やって欲しい どんな感じになるのか気になる」
「これは住んでみたい…。用事があるときだけ外の世界(男女混合)へ行くとか超気楽そう…。 」

2.非擁護派
「労働人口が足りないし、少子高齢化が加速しますね」
「性犯罪率の低いこの国で、そんなにストレスを感じているとは大変ですね」
「変態にとっては女性しか居ない無防備な街なわけだ」

3.どちらでもない派
「女性の発言の意図を理解していない男性と 男性の尊厳を理解していない女性の闘い なんて醜いんだろうね」
「日本死ね」にも通じる話。あー怪獣になって暴れてーレベルの妄想に対して、
それだけ追いつめられている事は無視されてお前はそんなに街を破壊して人を殺したいのかと説教されてるような感じ」

◆今の日本人の非匿名時の発言には非寛容さが現れている?
日本人は比較的識字率が高くなった江戸期にもそれぞれ個々人の気持ちを狂歌・落首などで表してきました。
代表的なものは、
松平定信の政治を批判した「白河の清きに魚も 住みかねて もとの濁りの田沼恋しき」でしょうか。
これも発言主が特定されず、正面から松平定信を批判したものではありません。しかし、教科書にも掲載されるほど当時の
江戸市民の心映えを代弁したものだったのでしょう。

これが現在の日本のSNSで発信された発言だったらどうでしょうか?
上記の「幼稚園落ちた日本死ね」騒動の時にも非擁護派の意見に、「ワガママ」、「理解を求める人の言葉遣いではない」etc等の
発言がありました。

これを上記の「白河の・・・」に置き換えると、「汚職肯定」、「甘い汁をあなたも吸っていたんだろう」等の発言が飛び交うでしょう。
どうも、日本では非匿名時に発言する時に、「誰かに見られている」とか「客観的にみたらどう思われるだろう」等の視点が欠如して
と思われてなりません。日本人の性質を考えると、SNSを使う時に、顕名方式にした場合に発言内容がどう推移するか興味深いです。
より過激な発言が続くのでしょうか?当たり障りのないものになるのでしょうか?


◆社会構造の変化に戸惑っている人が多いのでは?
突き詰めて考えてゆくと、「ベビーカーを通勤時に乗せるのは常識的ではないという議論」等にも関係しますが、
超少子高齢化社会到来による「慢性的な労働力の逆ピラミット」、地方分権の不徹底による「人口の都市部への一極集中」、
他にも国際化による「成果競争主義の蔓延による価値観変換の過渡」等が根底にあるのではないのでしょうか?
なぜなら、女性だけの街を「東日本大震災(福島)からの避難者だけの街」や「性的マイノリティだけの街」に置換したとしても議論が成立するからです。

俯瞰して考えてみると、疲労し、戸惑い寛容性を失っている人が何て多いのだろうか(自分自身も含め)と愕然とさせられます。
一昔前にあったドラマの台詞「心にダムはあるのかい!?」というワードがなぜか心に染みます。
他者や少数派に優しい社会、他者の異見を意見として聞ける社会はどうすれば構築できるのか重い課題が残っています。


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WindowsのUpdateも困りもの。 [日常]

つい昨日、同僚にPC(Windows10)の調子が悪く、業務アプリが起動できないということで相談を受けました。
具体的に話を聞いてみると、直前にWindowsの保留していたUpdateプログラムを実行したそうです。
なお、Update前などにバックアップはとっていないとのことでした。
さらに、PCの保障期限も経過しておりました。

色々考えた上で、次の対応をとりました。
1.セキュリティソフトを削除。
理由:ファイアーウォールのアクセスポリシーが書き換わって、業務アプリが起動できない可能性があるため。

2.WindowsUpdate前の状態に戻す。
理由:Windows10にしてから、Update後の不具合が騒がれることが多いため。
「スタートボタン」→「設定」→「更新とセキュリティ」→「回復」→前のバージョンの Windows 10に戻す」の項目の「開始する」ボタンを選択。
以降は、前のバージョンに戻す理由を色々質問されますが、無難な内容を選んでおけばOKです。

注意点としては、再ログイン時のIDおよびパスワードを控えておく、大事なファイルはUSBメモリ等に退避させておくことでしょうか?

3.Javaのバージョンを古いものに戻す。
理由:業務アプリが基本的にJAVAのインストールを基準に動いてるため。
インストールされていた最新のJavaをアンインストールし、業務アプリ配布時に一緒にダウンロードするように指示されていたバージョンのJavaを再インストールしました。

4.セキュリティソフトを再インストール
理由:これを忘れると別の意味でアウトなので、インストールしました。トロイの木馬怖し・・・

ここまでかかった所要時間が2~3時間程度、疲れました。


Windows10にしてから大規模アップデートは、いつもハラハラです。




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朝の220円は高いか?安いか? [コーヒー]

このごろ、天候が不順なせいか、早めに出勤するようにしています。
しかし、朝の貴重な時間を仕事に費やすのは個人的に惜しいので、ドトールで
220円のモーニングコーヒーをいただくことを楽しみにしています。

流行りのコンビニコーヒーは一杯100円ですので、価格差にして120円ほど差があります。
(週5回×4週で、20×120円=2,400円の差。1年で48,000円。)

しかし、ただのモーニングコーヒーをいただくことが大切だと思うのは、
1.静かなスペースで心を落ち着かせることが大事。
いつもよりもせわしない時こそ、心と考えを整理することで仕事場へ気持ちを転換して
赴くことができるスペースを確保するのは大事。

2.朝活している人々を観察するのは楽しい。
他人がしている挙措には興味があります。特に一日のスタートで行っている行動(
読んでいる新聞の銘柄、朝帰りのカップルのささめき、人生の大先輩の気合の入った
注文の声)には、空想が広がります。
思うに、温かくリラックスしたスペースで空想を巡らすのは最高の快楽です。

少し温泉に浸っているのに似た気分でしょうか。

3.読書の時間にあてることができる。
10分~30分程度のすき間時間は、文庫本の読書に最適です。
できれば、一度完読した本を再読する時間にするのがおススメです。
区切りが付けやすいですしね!?

こう考えると、120円プラスしてもモーニングコーヒーを私はいただきたくなります。
みなさんは、この120円の差をどうお考えでしょうか?

さあ、楽しい金曜日の始まりです。頑張りまっしょい!!


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タグ:コーヒー
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大雪の危険性は、むしろ翌日あるいは翌々日が高い。(2) [日常]

昨日も寒かったですね。お疲れ様です。
雪道の歩行者側から見る怖さについて、本日もいくつか感じたので備忘的に書きます。

(1)疲れる・・・。
雪道で歩く場合には、普通以上に疲れます。
簡単に言えば、普段使わない筋肉および集中力を使っているので疲れるんです。
(雪国に住んでいる人間は、大なり小なり雪道で転倒して痛い目を見ているんで、トラウマがあります。)
そんな時に、雪がとけて安全圏に見える場所に大股で力一杯踏み込んだら・・・恐ろしい。
対策としては肉体・精神的にも疲労した状態で外を出歩かない。
気を抜くのは屋内のみということを心がけるということでしょうか。

(2)遊ばない!!
雪は美しく、ワクワクします。大人でもツルツルした階段や坂道に突っ込みたくなります。
これは心理的なトラップです(笑)
でもね、実際に階段をカッコ良く、スーッと通り抜けようとして骨折した大先輩を知っています。
かくいう、私は台車を使って、スロープを経由して書類を満載した台車を高速で通過させようとして、
尻もちをついたことがあります。当初はなにも無かったんですが、帰宅後着替えた時に、お尻から
腰に掛けて真っ青に痣になっていたことがあります。

好奇心ならぬ稚気は身を亡ぼすこともあるので、大人こそご注意を!!



ともあれ皆様、雪道にはくれぐれもご注意を!!
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タグ:危険 雪道
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大雪の危険性は、むしろ翌日あるいは翌々日が高い。 [日常]

仙台在住三十年の経験から思い返すと、雪が降った当日よりも翌日あるいは翌々日の
方が危険性が高い思います。
理由としては、
(1)シャーベット状になった道が怖い。
小股のペンギン歩きで歩いたとしても滑る時は滑ります。
せめて、手袋をして手を保護するとともに、(可能なら)荷物はリュックに入れて移動しましょう。
両手が自由となるとともに、転んだ時の緩衝材にリュックがなります。
スマホのながら歩きは厳禁です!!

(2)通行可能な道が道路であることが怖い。
道路の除雪は、自治体等により行われますが、歩道の除雪は全くといって良いほど進みません。
(商店などが密集する中心部を除きます)
必然的に車道を歩行者が歩くことになります。道路はツルツルです。
つまり、接触事故が発生する可能性がとても、とても大きくなるということです。

経験的に考えると、コンビニの駐車場が危険性が次いで高いように思います。
理由としては、狭い駐車場に車が頻繁に出し入れされるからです。
また、コンビニは生活の一部なので、歩行者も外出を控えることは難しいです。
もし、今日がチケットの振り込み期日だったとしたら、電球が突然消えたとしたら・・・

(3)ツルツルになった部分に雪が積もり、危ない。(まるでトラップ!!)
ある程度慣れていると、道の危ない箇所と安全な個所の見分けがつきますが、雪で覆われていると
見分けがつきにくく、安心して歩いていたのに、突然スッテンコロリンとなることがあります。
これは、避けがたいものですが、ある程度、氷がギザギザになっている部分を歩くことで
摩擦が生じて滑りにくい気がします。


ともあれ皆様、雪道にはくれぐれもご注意を!!
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タグ:危険 雪道
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とあるサラリーマンの昼飯の心得(1) [ランチ]

昼飯に何をどのように食べるかで一日が決まる!!
そういっても過言じゃないと私は思っています。

(1)匂いのきつい食べ物はNG。
この時期、ニンニクやトウガラシの入ったラーメン、スープは体が温まり非常に良い。
しかしです!!食べている本人よりも周りに匂いは広がっています。
閉め切って、暖房の強い冬の仕事場なら、なおさらです。
意外な盲点として、カレーも周りの人間にとって爆発級の臭さになるので注意!!
女性の多い職場で、この禁を犯したならば・・・あ~怖い(苦笑)

(2)脂っこい食べ物は控えましょう。クリームも控えましょう。
特に体が冷えるこの時期には、お腹を壊しがち。油分の多いものは控えましょう。
甘いものが欲しい場合には、あんこ類や微糖の缶コーヒーで我慢しましょう。
中々来ない電車、バス。しかし、トイレは満室。まさに、地獄絵図です。

(3)汚れるものはNG。
例示でいうとシュガーラスクのような食べると、砂糖がボロボロこぼれ、キーボードの隙間ににINN!!
溶けたチョコレートが背広やワイシャツに着いたまま接客。相手方に指摘される赤っ恥。
チューブのように味噌汁をビニールから捻りだす際に、味噌が手についたまま携帯に触り、ベットリ。

フリーズドライは天使の福音です!!





全てとある30代の中年の経験談です!!
皆様も私の知人(!?)の失敗談を笑ってやってください。
しかし、うっかり繰り返さないように、くれぐれもご注意を。

レッツエンジョイ、ランチタイム!!エブリディ!!




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タグ:ランチ 失敗
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図書館へ本を返す時のもの惜しさ。 [日常]

このところ、積極的に図書館を利用しています。
理由はお察しの通り、経済的な理由です。
興味のある歴史小説は、電子書籍になっても1,500円を超えることが多々あり、
歴史小説というニッチなジャンルの所為か値下がりが、し難いのです。
図書の返却期限は2週間ですが、この年度末の2週間は時間が川の流れよりも早く流れてしまい、
時間を意図して作らないと完読なんてできません。

私も読書速度が速くないので、返却に行く前に残20ページなんてこともよくあります。
この時に感じる「俺のものなのに手離さなければいけない。なんて・・・」という
もの惜しさ。ちょっとへんな表現ですが、20年前のトレンディドラマの恋人のようです。

結局、図書館の休憩スペースで物凄い必死に読んでいる中年男がいるわけです。
はた目から見ると、目が血走っていて危ない人です(苦笑)

こうならないためにも、皆様は図書館からお借りする際には、読書計画も計画的に・・・




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タグ:図書館
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信長の野望と小説(16) [歴史小説とゲーム]

正月から年始にかけて、「戦国はるかなれど~堀尾吉晴の生涯~ 著:中村彰彦」を読んでおりました。
堀尾吉晴といっても、すぐに分かる人は余程の戦国好き以外は分からないかもしれませんが、
豊臣家の三中老のひとり、もしくは天守が国宝指定されている松江城を築城した人物ということで
あれば、多少は印象に残っているかと思います。

◆同著を読んで描かれた堀尾吉晴の読後の印象
出世の極意は、果敢と細部への注意にあり。
交渉の極意は、用心と畏敬にあり。
守成の極意は、人脈と人和にあり。

1.出世の極意は、果敢と細部への注意にあり。
信長からは「堀尾は毎度のこと」,秀吉からは「仏の茂助ではなく鬼の茂助」と言われるほどの勇将です。
ちなみに、「堀尾は毎度のこと」とは堀尾が兜首を取って来ることは毎度のことだから、兜首の主を調べることは不要ということです。
それだけの彼の武勇に信頼を持たれております。
また、彼は作中で13匁(20.48mm)、20匁(23.58mm)、30匁(26.99mm)の鉄砲を順繰りに使用させて
、火縄銃の鉄砲過多使用による煤詰まりが原因である暴発事故を防いでおりました。
暴発事故の改善を秀吉から指示された際に、30匁が最も煤詰まりが少ないということを鉄砲頭からヒアリングしたことから、
着想を得たものです。調整上手の「仏の茂助」の面目躍如です。しかし、やっていることは、鉄砲の連射ですから「鬼の茂助」です。
彼は小牧・長久手のしっぱらい(殿軍)を行うなどの致死率の高い任務を引き受けることが多く、やはり「鬼の茂助」ですね。

2.交渉の極意は、用心と畏敬にあり。
堀尾吉晴は城の受け取りや検死等の地味だけど、重要な任務を任せられています。
特に、鳥取城の餓え殺し後の城の受け取りの貢が白眉です。
同役の古参武士が兵糧攻め後の鳥取城に入るのを嫌がる中、悠然と入ってゆき、かつ吉川経家を始めとする敵方の武士への畏敬
は失わないが、まじかで切腹する様を検分することを毛利方から勧められるも縁側から(すぐ動けるように)姿勢を正しつつ
死にゆく武士への畏敬を失わない様。城を受け取りの際に、降伏した敵へ粥を振る舞う、城を清めるまでが仕事であるという
様全てが見事です。

3.守成の極意は、人脈と人和にあり。
彼は、関ヶ原前夜に徳川家と前田家の間を取り持ち、家康をして「天下静謐となりしは、堀尾殿の功と存ずる」と言わしめました。
徳川には、井伊を中心とした重臣層への根回し、前田には共に古参の織田家・豊臣家として仕えた誼という人脈・コネを
総動員して仲裁に努めました。結果、当時京洛や北陸付近で発生しそうだった大規模な武力衝突や難民の発生を防いでいます。
これは彼なりの経験・人脈・信頼があったからでしょう。
その後、関ヶ原の役の際には次男の堀尾忠氏を家康方に従軍させ、戦後に出雲松江24万石の大封を得ております。
(そこら辺は、抜け目ないですね!!)
今で言えば、人脈の太いバイプレイヤーという存在でしょうか?

また、隣国の中村氏が紛争を起こし、関ヶ原の直後に改易されたのに比べ、堀尾家では出雲の寺社の復興に努めたり、
地域の代表である父老との融和をはかるなど、藩政の充実に努めております。
継嗣の忠氏が早世したため、孫の養育にあたりながら、藩政をまわしていた姿には畏敬を覚えざるを得ません。
慶長16年(1611年)6月17日に死去した。享年69歳。

組織を安定的に動かしていくためには、いぶし銀のような彼のような存在が、時に名将や軍師よりも必用な時があると考えます。
(豊臣家秀吉没後の動乱や幕末の内乱直後の東北諸藩の結末を考えるとそう思わざるを得ません。)

▼以下に、電子書籍版のリンクを掲載しました。すぐ読みたい方はこちらを参照願います。
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戦国はるかなれど(上)~堀尾吉晴の生涯~

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  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2015/11/20
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余話として、信長の野望-大志-での評価
統率63 武勇58 知略67 内政75 外政72
 評価、低すぎませんか!?コーエーテクモ社の担当さん!!

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週末の夜は静かに楽しむ。 [日常]

冬の夜は、月明かりの強い夜よりも、曇り空の方が好きです。
月明りさえも邪魔になる気がする静かな夜に、無音の中でひたすらに読書する。

集中できる何だか風情があって良いものです。
日常の中で、非常に贅沢な時間。

余談になりますが、今『天下 -家康伝- 著:火坂雅志』を読んでます。
戦国の三傑の中で、好悪は別にして家康が一番人間臭くて好きですね。
陰謀を考えている時も、薬を調合している時も、数学の方程式(家康は数学好きで有名)を解いている時も妙に愛嬌を感じます。
秀吉は、晩年の虐殺が想起され、最も陰惨なイメージがあります。
信長は、正直青年期、壮年期、最晩年とイメージが刻々と変わり続けて人物像が絞りづらいです・・・。

◆今日の漢詩
初生欲決 虚しく惆悵するも、未だ必ずしも円き時即ち情有るにあらず(唐・李商隠・月)
 -水の底まで透り部屋の隅ずみにまで射しこんで至らぬくまもなく、人の姿や木々の影を包み込んでどこまでもさやかにひろがる月の光よ。
人は誰しも月の欠けるのを見て嘆かずにはいないが、円いときばかり趣があるとはかぎらないのにー。

静かな夜を一人楽しむ。

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タグ:漢詩 週末
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